高城剛メルマガで紹介されたマンガ「世界最後の日々/山本直樹」を読んでみた

高城剛さんのメルマガで紹介されていた山本直樹氏の短編集漫画世界最後の日々

山本直樹氏の10年以上に渡る大作で、新左翼運動を描いたレッド 1969~1972も気になったのですが、

「世界最後の日々」の巻末にある娘の質問に答える父は、あたらしい親娘像を感じますね。』とゆう記述に惹かれて読んでみたくなりました。父親としては気になります。

さらに、『山本直樹氏の作品は、電子ではなく紙で読む方がエロティシズムがある』とのことで、あえて紙をチョイス。

とりあえず、読んでみてとゆうか、本をパラパラ開いた最初の感想は、「超エロ漫画」でした。どのページを開いても全編エロです。ちょっと家族には見せられないです…。確実にお父さんナニ読んでの?キショっ!と白い目で見られます。口も利いてくれないかもしれません。家族の信用を失墜する可能性があります。気をつけてください。

青春マンガのようなのを想像してたのですが、かなりかけ離れていて衝撃的でした。しかし、読んでいくとかなりハマってしまいあっという間に読了。どこか、村上龍の限りなく透明に近いブルーを彷彿するような、ヒリヒリして不快感がこみ上げてくる感覚。伝え手の欲望や妄想を描写するチカラとか想像力って凄いなと単純に感動しました。山本直樹さんは、昔アシスタントを大量に雇っていたのですが、Macを買ってから自分一人で描くようになりアシスタントを全員解雇したそうです。Macによるワンオペ漫画家です。

普通に生活していたら出会わないようなジャンルの作品でした。改めて高城さんは幅広い知見をお持ちだ。。

読みたかった巻末の父娘QA。超エロ漫画を描いてる親父の元で育つ娘って…と思いましたが、いたってマトモそうで、むしろ楽しそうで幸せそうな家族像でした。

コロナ禍で在宅時間が増えてます。自然と読書量が増えそうです。

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