1976年に創業した赤坂の老舗ケーキ屋”しろたえ”。行列に並び購入したのは看板商品のレアチーズケーキ260円、シュークリーム170円、ガトーフレーズ(苺のショートケーキ)390円。レアチーズケーキは濃厚なのに重たくない絶妙な酸味でメチャクチャ美味しいです。
不覚にもコーヒー豆を切らしてしまったので残念でしたが、美味しいコーヒーと合わせたら完食までに3回は気絶できると思います。
シュークリーはどこか懐かしい風味のカスタードが優しい皮に包まれていてこれもまた絶品でした。ガトーフレーズは知らぬ間に無くなっていました。これは贈り物にも喜ばれると思います。しかし、オーナーの角谷さんが述べられてる言葉に感銘を受けました。そうです、自然の恵みは変わらないように、人間の好みも変わらないのです。きっと100年前も海辺に吹くそよ風や夏の日差しの気持ちよさは変わらないし、品種改良は置いておいて良い土で獲れた野菜や海で獲れた魚の味も変わってないように思います。
LINK >> 赤坂 しろたえ
>>赤坂経済新聞より
シュークリームのおいしさについて、角谷さんは「こうすればおいしいものができるという基準をしっかり踏んでいる。理科の実験のように、ケーキづくりも、温度や時間など基本を忠実に守ることが大切。気候など周囲の環境によって味は変わるが、いかに高いレベルを維持できるか、そこを微調整するのは経験でしかない」と話す。「自然の恵みは変わらないように、人間の好みはそれほど変わらない。しろたえの商品の半分以上が創業以来の定番でレシピは変わっていない」とも。店名である「しろたえ」は、百人一首の枕詞に由来する。「白いものに掛かる言葉で、清潔感があり清らかな印象を受ける。日本人の繊細な味覚を作っていくという意味も込めた」と角谷さん。